2009-06

2009-06-01 服と一緒に気持ちも替えて
魔法少女が変身するのは、ただカワイイからってだけじゃないんだよ。気持ちも一新して、
がんばるためなんだから。それで、わたしはもっとカワイクなるために着替えるんだよ〜」


2009-06-02 まわり道でも、進もうね
「たとえ時間がかかっても、確実に身に付けていくほうが絶対にいいんだから。だから、時給の
少ないバイトでも、いっぱいこなせば、わたしへのプレゼント代ぐらいは稼げるよね♪」


2009-06-03 六月になったんだから
「もう五月病なんて言ってられないよね〜。ほらぁ、きりきり歩かないと、わたしが他の男の子に
告白されちゃってもいいのかな?」


2009-06-04 耳を澄ますとき
「……そこっ! ふっふっふ、このわたしにかかれば、蚊の一匹や二匹なんてちょちょいのちょい
だってのよ。あれ、キミはどうしてほっぺに真っ赤なモミジをこさえてるの?」


2009-06-05 うちあわせは手短に
「目と目で通じ合えるぐらいなら、打ち合わせも必要ないのにね〜、ぱちっ☆ ……あれ、伝わら
なかったの? ア・イ・ス・か・っ・て・き・て♪」


2009-06-06 ムリな時もあるよね
「わかってるよ……、ガ、ガマンできなかったんだもん、しょうがないよね。でも、次はもう少し
ガマンするように。わかった、お返事は?」


2009-06-07 今日は……大雨だな
「こんな日は、濡れちゃってもしょうがないよね。今日だけ、今日だけなんだから」


2009-06-08 夏が来れば思い出す?
「ちっちゃい頃は毎朝早起きしてラジオ体操してたっけね〜。しかも、ラジオ体操の前には
みんなでかくれんぼとか、とにかくたくさん遊んでたよね。……今は、少しでもたくさん寝て
いたいって思っちゃうんだから、オトナになっちゃったってことかな?」


2009-06-09 つゆ入り
「うふふ、キミのおつゆ、あふれちゃいそうだよ? もう、しょうがないなあ〜、……はい、
これでいいよね。それじゃ、わたしの愛情たっぷりの手打ちそばを召し上がれ♪」


2009-06-10 夏に備えて
「大丈夫大丈夫。心に余裕を持っていれば、たとえ贅沢なお肉を食べたって、体の贅肉に変換
されることは無く、心の贅肉になるだけなんだから♪」


2009-06-11 読書タイマー
「いつも熱心に読んでるよねえ〜。ねえ、何読んでるの? ……ちょ、ちょっとそれって
もしかして噂に聞く感動小説、じゃなかった肝脳小説、でもなくてっ、官能小説という文学
作品だよね?」


2009-06-12 今日までだってば
「知らなかったの? もう〜、自業自得っていうんだよ。たまにはわたしの忠告を聞いたほうが
いいってわかったでしょ。それでも、キミはわたしのちゅーのほうがいいて言うんだよね……」


2009-06-13 ムシムシしないで〜
「うにゃ〜〜〜、今日はすっごく暑いね〜。今年一番の不快指数かも。う〜ん、誰も見てないし、
脱いじゃおうかな? え、キミはノーカウントだもん♪」


2009-06-14 毒を食らわばデレになる
「つまらないことを言ってると早死にするわよ。もちろん、私があなたを殺してあげるって意味
だけど。肉体的に、精神的に、それから物理的に」


2009-06-15 久しぶりに越えた
「だっ、だめだよ……わたしたち、兄妹なんだよ? ……っていうシチュエーションが好き
なんでしょ。もう〜、その線は越えちゃダメ。戻ってこられなくてもいいの?」


2009-06-16 俺のこの手が真っ赤に染まる
「わたしへの想いが轟き叫ぶ♪ 頷け!ひっさぁ〜つぅ、愛の告白〜〜〜〜(はぁと)。
……これ、どっちかって言うと最終奥義よりも恥ずかしいんだけど、キミは間違いなくオッケー
してくれるんだよね?」


2009-06-17 禁忌の扉に
「さ、さわっちゃった? え、見ただけ? そう、それならまだ大丈夫だよね。女の子の
ぱんつは一目見ただけで目に焼きついちゃうんだから、さわったらもう大変なことに
なっちゃうんだよ?」


2009-06-18 薄々そうじゃないかと思ってたけど
「う、ううう〜〜〜、薄い薄いって二回も言わないでよ! わかってるもん、もっと高い山の
ほうがキミは好きだって知ってるけど、ううう、すぐには大きくならないんだよ? そりゃ、
キミはすぐに大きくなるけどさ」


2009-06-19 寝る前にプレゼント
「キミのプレゼントは、なんというか、だんだん量が多くなってる気がするんだよね。
こういうのって、喜んでいいのかな。幸せが不安ってこともあるんだけどね……」


2009-06-20 氷の花のように
「冷たくてきれいだってことかな? ありがとね、でも、わたしはどっちかと言うと
あたたかいの。見た目じゃわからないでしょう。……さわって、みたい?」


2009-06-21 ドライ好き?
「おめめはぱっちりだから、平気だよ。それとドライヤーはちょっと高めの物を大切に使って
ます。あとね、ドライブは大好き! 今年の夏は、わたしを海まで連れて行ってくれるよね?」


2009-06-22 どしゃどしゃ降るなあ
「こういう雨を、今流行りのゲリラ降りって言うんでしょ? あれ、ちょっと違ったかな。
えーと、まあ細かいことはいっか♪」


2009-06-23 梅雨の合間の
「こういう時は、晴れてもあんまりうれしくないんだよね〜。なんだか心から喜べない感じ。
ようし、今から楽しく過ごすために、突然デート宣言を発令します。さあさあ、わたしを
遊びに連れて行って?」


2009-06-24 夢の世界へ
「こ、こらこら〜、せっかくわたしが起こしに来てあげたのに、それはちょっとひどいん
じゃないの! よ〜し、こうなったら、さっき撮ったキミのカワイイ寝顔を教室の黒板に
貼っちゃうんだからね!」


2009-06-25 ほややん
「うん? どうかしたのかな〜。ははぁ〜、撫でてほしいんでしょ。目を見ればわかるの。
いいよ、べつに。でもね、先にわたしの頭を撫でて欲しいなっ♪」


2009-06-26 ギリギリの決断
「男の子の命がけの決断! なんてカッコいいんだろう……、もしかして、わたし惚れちゃい
そうになってる? ダメダメ、そんな簡単になびいたら、他の男の子たちに恨まれちゃうからっ。
……でも、今だけなら、いいよね?」


2009-06-27 異空間への扉
「おおっ、これがそうなんだねっ! ふふふっ、腕が鳴るわね〜。ようしっ、わたしの後に
ついてきなさいよ。なんたって、レディ・ファーストだもんね♪」


2009-06-28 夏の準備をしないとね
「にっふっふ〜、ぬかりはないのだよん。ちゃーんと、下着と水着を新調したもんね。
これで今年もばっちりだよ♪ どっちもキミのお好みだから、ひざまずいてお願いしたら
いいことがあるかもね〜」


2009-06-29 雨降りの日は
「どうせびしょびしょになっちゃうからって、傘をささないのはどうかと思うのよね。
……ほら、特別に入れてあげるから、隣に来なさい。イヤって言うなら、この傘で刺して
あげるから」


2009-06-30 ぐるぐるもやもや
「あ〜、もうっ、鬱陶しいのよ! そんなにぐるぐるしたいなら、今すぐ学校の校庭まで
ダッシュして、グラウンドを回ってきなさい!! 明日にはミステリーサークルが出現してて、
わたしをビックリさせてみせるといいわ」


 以上、2009年6月分でした。
 ジメジメした季節ですが、この子にはそんなことは関係ないようです。