2008-07

2008-07-01 文月のはじまりはじまり
「今月は読書がたくさんできるといいね。ところで、どんな本読んでるの? 
……って、これもしかして、えっちな本じゃあ」


2008-07-02 自分に嘘をついて
「嘘つきは泥棒のはじまりなんだよ。だから、わたしの気持ちを盗んでいっちゃうんだよね……」


2008-07-03 気付いたら、固まっていた
「うふふ、こういうとこ、はじめてなんだ? よ〜し、わたしに任せなさい♪
極楽へ、いかせてあげるからね〜」


2008-07-04 夏はやっぱり
「プールかな、海もいいよね。あ、でもキミと一緒に、田舎の河原で遊ぶってのもよさそうだよね♪」


2008-07-05 しっかりと胸を張って
「こんな感じかしら? なんだかキミのえっちな視線が気になるけど、今だけは見逃してあげるわね」


2008-07-06 雲の行方を気にしながら
「雨、降りそう? だいじょうぶだよ、ちゃんと折りたたみ持ってるし。むしろ、
降ってくれたほうが相合傘できていいかもね♪」


2008-07-07 七夕様のお願いは
「いっつもかなえてもらってるから、贅沢は言わないよ。今日は、私を離さないでね♪」


2008-07-08 家族は多いほうがいい
「そ、そうなんだ……。わたしは兄弟はふたりぐらいがいいかなって思ってるんだけど、
大家族かあ……。いっぱい愛してくれるんだよね?」


2008-07-09 夏の風の匂いを抱いて
「ばっ、バカなこと言わないでよ。お、お風呂に入ってないから汚いに決まってるんだから……」


2008-07-10 うちわを優雅に手に取って
「じゃんけんで負けたほうが、勝ったほうを扇ぐの。いい、いくよ? 先に言っとくけど、
わたしに勝ったら怒っちゃうからね?」


2008-07-11 翼の痛みは誰のもの
「なんだかよくわかんないけど、いたいのいたいの〜、飛んでっちゃえ!
でいいのかな?」


2008-07-12 隅々まできれいに
「はい、きれいきれいしましょうね〜。泡まみれになって、ざばって流すのが、
お風呂の醍醐味じゃない?」


2008-07-13 快感はゆっくりとじわじわと
「っん……ぅん……。……はぁっ……。だんだん、よくなってきた、かも。時にはやさしく、
時には強くってのが気持ちいいね、肩たたきは」


2008-07-14 月夜のお散歩
「っん、もう、恥ずかしいからダメだよ。だって……お月様が見てるもの」


2008-07-15 小指だけつないで
「えっへへ♪ ちゃんとつなぐよりも、こっちのほうがドキドキするよね。
幸せ満開って感じでさ」


2008-07-16 気持ちはどんどん止まらなくなって
「だって……だって、こんな気持ちのままガマンなんて出来ないと思うの。キミだって、
……その……したく、なってるよね?」


2008-07-17 雨は心のシャワーなの
「雨の中、傘もささずにずっとずっと雨に打たれ続けるの。そうしてるとね、
いろんなものが少しずつ流れていくような気がするの」


2008-07-18 雨上がりの空には
「虹が……出てるとよかったんだけど、なかなかうまくはいかないね。もういっぺん、
雨、降ってくれないかな?」


2008-07-19 まぶしいのは太陽だけではなく
「うーんっ! いい天気だね、まさに海水浴日和だねっ! 新しい水着似合ってるかな?
キミのために新調したんだから、感謝しなさいよね♪」


2008-07-20 夏のはじまり、太陽のシーズン
「うわ〜、こんなにお天気だと、日焼けしちゃうかも。ねえねえ、これお願いしても
いいかな、ひ・や・け・ど・め♪」


2008-07-21 勇気を持って、一歩前進
「そ、そうだよね。ちょっと怖いけど……がんばってみる。ねえ、手、つないでてね。
お願いだよ?」


2008-07-22 大気の中を泳ぐように
「普通に歩いてるつもりなのに、なんだか大気をかきわけて泳いでる気がする。
ほら、キミも一緒に泳ごうよ♪」


2008-07-23 海を見つけるためには
「山のてっぺんに登るよりも、川を下ったほうがいいと思うんだけど、聞いてないよね……。
しょうがない、付き合ってあげますか」


2008-07-24 走り続けて、その先に、その未来に
「ついていくんだから。絶対、ぜったい、ついていくんだからっ」


2008-07-25 汗を流して、きれいさっぱり
「気持ちよかったよね〜。で・も、この後、もーっと気持ちよく、してあげるねっ♪」


2008-07-26 ズシンと響くは頭上の花火
「たーまや〜。 おっきい花火はすごいよねっ♪ でもね、わたしはロケット花火や
線香花火も、大好きなのっ!」


2008-07-28 ゆっくり、じっくり、せまって
「だ、ダメだよ。いくらわたしが、か、可愛いからって、そ、そういうことはやっぱり、もっと、
その、せ、せめてお風呂に入ってからにしてっ!」


2008-07-29 記録は破られるためにあるのかな
「不名誉な記録でも名誉な記録でも、新しくなっていくことが進んでいるって事なんだよ。
そう思うと、立ち止まっているのがもったいないよね」


2008-07-30 答えを見つけたその瞬間
「えーっと、なんて言うのかな。一生懸命坂道を上った後に、自転車で一気に下りてくる
ぐらいの爽快感があるよね〜」


2008-07-31 七月の終わりに思い出を
「今日で最後なんだよ? だから、今日は思い切って言うよ。わたしと、一緒に……
寝てほしいの」


 以上、2008年7月分でした。
 夏だから、元気な子が多いかと思ったけど、そうでもないですね。
バランスよく、というつもりはないけど、無意識のうちにバランスを考えているのかな。