2008-06

2008-06-01 音は静かに、けれどはっきりと
「ちゃんと聞こえてるよ、キミの鼓動の音。さっきより少し早くなったのは、わたしに
ドキドキしてくれてるってこと?」


2008-06-02 しとしとと降る雨を眺めて
「うわぁん、濡れちゃったよぉ……。あのね、こっちは向かずにそこに置いてある
タオル取って? ぜ、絶対に見ちゃダメだからね!」


2008-06-03 祝福のさくらは、すでに舞っていた
「あの時、もしかしたらこうなるんじゃないかって予感はあったのかもしれないよ♪」


2008-06-04 雨の匂いと、風の匂いと
「この季節は特にわかりやすいよね。なんかこう、独特の感覚でもあるし。
……わたしの匂い、気になる?」


2008-06-05 ゆっくり休もう
「きゅ、休憩よりもお泊りってことなのかな?」


2008-06-06 一晩経ったら、あら不思議
「おっはよっ♪ 調子はどうかな〜……って、随分と元気になってるみたいだね。
そ、そうゆうのはちゃんと隠さないとダメだぞっ?」


2008-06-07 年に一度の大切な
「毎日がキミとの記念日だけど、今日はとびっきりの記念日だよ♪」


2008-06-08 夏の足音を聞きながら
「ぺったん、ぺったんっていう音は、夏ならでは。プールサイドを歩く音だよね〜。
ちなみに、わたしのある部分はぺったんじゃないよ?」


2008-06-09 さくらんぼの上手な食べ方
「こうやってね、ひとつのさくらんぼをふたりで食べれば、キスの練習もできて
一石二鳥でしょ♪」


2008-06-10 その怒りには訳があるの
「もう、信じらんないよねっ! どうしてわたしが怒ってるのかわかんないの?
なんで、わたしを、起こさずに、先に学校に行っちゃうかな」


2008-06-11 見えてしまったもの
「…………っっ!! 3秒、時間をあげるから、今すぐ目を閉じて、後ろを向いて、
記憶を消しなさい。絶対だからねっ!」


2008-06-12 かさばるけど必要なもの
「持ってこなかったの? もう〜、しょうがないなあ。入れてあげるから、アイス
ひとつ、よろしくね♪」


2008-06-13 夏色の空
「いいお天気だね♪ 学校サボって、どっかいっちゃおっか?」


2008-06-14 一度目は偶然、二度目はたまたま?
「そんな言い訳で納得してくれるって思ってないよね……。いいから、早く目を
瞑りなさいっ!」


2008-06-15 何事にも足が基本なの
「ほらほら、なんて言うのかな。かもしかのような、だっけ? トレーニングと
お手入れを欠かさずにしてれば、これぐらい余裕なの。……なんなら、
さわっても、いいよ♪」


2008-06-16 時間とお金は無限じゃないの
「わたしの愛は底なしだから、覚悟してよね。ちょっとやそっとじゃ満足
しないんだから♪」


2008-06-17 もう、ゴールしても、いいのかな
「だっ、だめだよ。わたしもいっしょに……いっしょに行くんだから!」


2008-06-18 見えないものを見る方法
「そんなのあるのかな……? はっ、まさかわたしの知らないところで、
カメラとか仕掛けてるんじゃないでしょうねぇ」


2008-06-19 後ろを向かずに走りぬけ
「ちょ、ちょっと待ってよ〜。寝顔を見られたのが恥ずかしいからって、走って
いくことないでしょう?」


2008-06-20 しとしととじめじめと
「うー、暑いったらあついのっ! もうちょっと暑くなったら、脱いじゃうんだから。
もう、すごいんだからね!?」


2008-06-21 ちょっとだけお休み
「いっぱいがんばったもんね。お休み終わったら、また一緒に、……その、
がんばってほしいなっ」


2008-06-24 ただいま帰りました
「おっかえりなさいっ! も〜、待ちくたびれちゃったんだから。ほらほら、
早くわたしの相手をしてよ、ほらほら♪」


2008-06-25 忘れ物、ありませんか?
「も、もちろん、忘れてるわけないじゃないっ。えっと、ほら、キミのこことか、
そことか、気持ちよさそうな顔してくれるから、忘れてないよ?」


2008-06-26 いらないものはありますか
「うーんとね、はじめての時の痛みとか、見栄張って失敗しちゃったケーキ作りの
思い出とか……って、ダメダメ、全部大切なキミとのアルバムの1ページだもん!」


2008-06-27 予報はあくまでも予報なの
「当たるも八卦、当たらぬも八卦、みたいなものかな。転ばぬ先の杖、バンジー
時の命綱、あと……えっちの時のアレとか」


2008-06-28 連続だと疲れちゃうの
「に、二回戦じゃなくて三回戦なんて、おかしくなっちゃうかも……」


2008-06-29 残るのは痛みよりも記憶
「痛くても、嬉しかったことのほうが強いんだよ。だから、ずっとずっと忘れないんだよ」


2008-06-30 頭の中がちりちりする
「そういう時はね、何も考えずに眠ったほうがいいの。ほら、ここに横になって、
頭なでてあげるからね〜」


 以上、2008年6月分でした。
 女の子は元気なほうがいい、と思うけど、時には弱かったりするところも可愛いですね。
だから、いろいろなセリフが生まれるのかもしれません。