太陽と風と
「どっちもないと困るけど、有りすぎるのもよくないよね。
物事は適量が大切。今日も遊んで、明日も遊ぶ。遊びすぎるの
ではなく、継続が大事なんだよ」
遊びだけもよくないです。
今日も暑かったです。今日は外じゃなく、中での仕事だったので
汗だくにはなりませんでしたが、それでも暑いものは暑い。
なんてことを言ってたら、夏の神様に怒られそうです。
「夏は暑くて当たり前。だから、汗をかくのもその後シャワーを
浴びるのも当たり前なんだよ〜。ほらほら、追いてっちゃうぞ♪」
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「陽菜は、瑛里華と同じく紅茶派だと思っていたが」
「確かに紅茶も好きですけど、美味しいものはなんだって好きですよ」
やわらかく微笑む陽菜は、おいしそうに特濃緑茶を飲んでいた。
「ふむ、確かにな」
まだまだ知らないことはいろいろあるようだ。
「では、またな」
あたしは飲み終えた缶を持ち、席を立つ。
「あ、よかったらご案内しましょうか?」
「いや、今日はひとりで歩きたい気分なのだ。また、今度な」
「そうですか。わかりました。では、また」
陽菜に手を振り、あたしは食堂をあとにした。
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