ルフール

「ねえねえ、ルフールってなに?」
「なんだ、やぶからぼうに。頭に桜でも咲いたのか?」
「咲くわけないでしょ。そりゃ、さくらんぼの種は好きだけど」
「変なヤツだな。普通はさくらんぼのほうが好きだろ」
「わたしはさくらんぼよりも桜のほうが好きだよ?」
「そして、桜よりも団子のほうが好きなんだよな」
「うんうん。そしてそして、団子よりもキミのほうが好きだよ♪」
「えーと、今日はエイプリルフールだったっけ」
「違うよ」
「嘘つくな、顔に書いてあるぞ」
「それじゃあしょうがないね」
「納得しちゃった!」
「ウソだけど」
「……さて、何だったっけ?」
「だから、ルフールって何なのって聞いたの!」
「はじめて聞いたんだけど」
「何で知らないのよ。女の子のギモンには即座に答えるのがオトコの
甲斐性ってもんでしょうに」
「それも、はじめて聞いたぞ」
「だめだ、この人。早く何とかしないと」
「そんなこと言われてもな。知らないことを適当に答えたくないからな」
「あのね、今日はエープリルフールって言うでしょ?」
「そうだな。それで?」
「エープリは、Aランクのプリティーだからさ、ルフールが何かわかれば、
わたしが今以上に輝けると思うんだよね〜」
「……まあ、そう、なのかもしれんがな」
「でしょでしょ! というわけで、キミもルフールについて調べてね♪」
「えー」
「えー、じゃなくてエープリでしょ。しっかり調べてくれたら、ちゃんと
ご褒美あげるからね。ご主人様としては当然でしょ♪」


ちゃんちゃん♪


落ちてない(笑


今日もばきゅ。


それでは、明日もエステルマジカルがんばります。