「藍坂素敵な症候群」 水瀬葉月 電撃文庫

藍坂素敵な症候群 (電撃文庫)

藍坂素敵な症候群 (電撃文庫)

こりゃまた特殊なキャラクターたちだなあ、でも、それがいい。


ハルヒみたいな、という印象は最初だけでした。
いささか特殊な事情と能力はあるものの、やっていることはまぎれもなく、
正義の味方だったからです。


表面だけでは見えないものが、少しずつ見えていって、そして気づいた時には
足を突っ込まずには、手を出さずにはいられなくなって。
それは、もしかしたら『症候群』のはしくれなのかもしれないな、と思いました。


しっかし、ゲル子さんには大いに笑わせてもらいました。
この作者のネーミングセンスは天才的だなあ。前にもギロチン子とかあったし(わはー