「仮面ライダー×仮面ライダー W(ダブル)&ディケイド MOVIE大戦2010」

元旦に観て来ました。1000円でよかったと思いました。


実は、事前にネタバレで3本立てというのを知っていたのですが、それでも
あの唐突な終わりはつっこみたくなりますね。


映画自体はTV版の終わりから繋がっているのですが、なぜか前の映画版をもう一度
やっているような気がしてなりませんでした。
序盤は士が何を考えてライダーたちと戦っているのかわからないので、余計ですな。


結局のところ、「ディケイド」に物語はない」というのは、皮肉にもひどく納得
できてしまいました。
でも、その旅自体がディケイドの物語なんですよね。
電王で、消えてしまうはずのイマジンたちが、記憶されることによって残ったように、
士もまた、旅を通じて人々の記憶に残っていたから復活することができた。
そういうことですね。


しかしながら、唐突に終わるので、モヤモヤ感が残ります(笑)。


そしてWの話へ。
おやっさんが全てです。という一言ですべてケリがついてしまうぐらいに、おやっさん
カッコよすぎ。
たとえニセモノでもカッコイイおやっさんは、TVには出ないんだろうなあ。


なんとガイアメモリはフィリップが製作(?)していた。
まだまだフィリップについても知らないことが多いんですよね。
そして、ファングメモリの登場と、WはTVと連動していろんなところが楽しめました。


そして、こちらも唐突に終わり(わは


3本目のライダー大戦につながるわけです。
これは完全にオマケというか映画ならではなのですが、さすがにここまで来ると
なんでもアリですなー。
平成ライダーが集合したところで今更驚きゃしないけど(ぇ


唯一の不満点があるとしたら、オリジナルキャストじゃなかったことですか。
無理なのは万も承知だけど、TV版からの切り貼りでもいいから、オリジナルキャストを
見たかったなあ。
なんでブレイドの椿くんとかキバの瀬戸くんがTVで出てたのか、とか。
……ただのサービスだとは思うけどさ。


そんなこんなで、ディケイドの物語もこれで終わりです……が、ディケイドなら
どこの世界でもひょっこりやってきそうなのは、この先ちょっとだけ楽しみだったり
しないでもないですね。