気持ちを伝える合言葉

「ありがとう、かなぁ? これなら気持ちよく言えるもの。間違っても
『好きだ』なんて恥ずかしくて言えないしね〜」


えーと、素直なことはいいことですね(笑)。


サッカー、バーレーンに勝てました〜。
いやー、今日は後半の途中からだったので、なかなか追加点が取れないなあと
ハラハラしながらでしたが、勝ててよかった。
終盤の激しい当たりから、大久保がまたキレやしないかと別の意味でもドキドキ
してましたが(ぉ


「食器類などが中心なんですけど、少し大きなものもありますので……」
 段ボール箱が何箱か、そしてその隣に鎮座していたのは。
「これって……安楽椅子か? どうしてこんなところに」
「さあなあ、シスターが座ってる光景は想像できねえけどな」
 孝平と司はそれぞれに感想を述べる。
「東儀さん、これで全部だよ」
 奥からひとりの女生徒が段ボールを抱えて現れた。
「どうもありがとう。支倉先輩たちが運んでくださるそうなので、そこに置いてください」
「よろしくお願いします。先輩方」
 ぺこりと頭を下げる少女に見覚えがあった。
「あれ、あなた確か、園芸部だったよね?」
「はい。あれから、ローレル・リングもかけもちしているんです」
「そっか。よかったね、白ちゃん」
「はい。いつも助けていただいてます。とっても大切なお友だちです♪」
 白がそう言うと、女生徒は顔を真っ赤にしていた。


「こんなこともあろうかと、カートを持ってきていてよかったね〜」
「そうだな。司のチャリが使えればよかったんだけど、学内じゃさすがにな」
「見つかったら、間違いなくフライパンでマジ殴りだな」
 陽菜はカート、男ふたりは安楽椅子を抱えながら、寮までてくてく歩いた。
 途中で出会った運動部の男子たちも手伝ってくれたので、思っていたよりも
楽に荷物を運ぶことができた。
「これも陽菜の人徳のおかげだな。さすがは寮長だ」
「私は何もしてないよ。孝平くんや八幡平くん、そしてみんなのおかげだよ」
 陽菜はいつものやわらかい笑顔だった。


それから、F1もいよいよ開幕ですね。
今年はKERSもあるので、いつもよりも楽しみです。
ホンダは撤退してしまいましたが、売却先のブラウンGPが予選でフロントロー
取ってしまったので、これは期待できるかな?


それでは、明日もエステルマジカルがんばります!