忘れない、あの日の記憶

「忘れなくてもいいんだよね。ゆっくりと進んでいければ、きっとあの日の
ことも思い出になるんだから」


あの、阪神大震災から14年が経ちました。
当時は、地震を感じずに普通に起きまして、朝のニュースでそのことを
知ってびっくりした記憶があります。
時は流れるものなのですね……。


「おはよう、陽菜」
「おはよう、孝平くん。……えっと、その格好はどうしたのかな」
「あ、脱ぐの忘れてた。道理ですれ違うみんながちらちら見てると思ったよ」
 羽織っていた白い制服を脱ぎながら孝平が言う。
「もしかして、それってローレル・リング?」
「ああ、そうだよ。シスター天池が貸してくれたんだ。ちょっとの間、臨時の
会員になるみたいだ」
「孝平もシスターの手先か」
「人聞き悪いな、司。俺はまだよく知らないけど、ローレル・リングってのは
シスターの手伝いをする委員会なんだろ。どうして入ろうとする人が少ないのか、
気になっていたんだ。だから、これはいい機会だと思ってるよ」
「ま、がんばれ。ほどほどにな」
「おう。陽菜もやってみるか? 時々でもシスターは喜んでくれると思うけど」
「う〜ん、私は美化委員会があるからね。ちょっと難しいかな。それに、白ちゃんに
悪いし」
「ん? どうして白ちゃんなんだ。むしろ白ちゃんも喜んでくれると思うけど」
「そういうとこ、孝平くんらしいけど……。じゃあ、今度お姉ちゃんと一緒に
行ってみようかな」
「ああ、それでいいよ。無理する必要はないしさ」
 チャイムの音とともに桐葉が教室に入ってくるのを見て、孝平は自分の席に座った。


書く手順として、まず一日前の分を読み返してから、考えてます。
あえて前もって考えないことが、ポイントですかね。まあ、日記みたいなものですし。


前期で終了分のアニメを見終えて、ようやく今期のアニメに入れたのですが、
まだ、おっ、と思える作品には会えてません。一応、1話はエントリーで感想を
書きたいけど、なかなか暇がないですね。つーか、地味に二週分溜まってきているの
ですが、がんばって見ていかないと。


それでは、明日もエステルマジカルがんばります!