聖夜の贈り物

「今日は何も言わなくていいの。やさしくわたしを抱きしめて、そして……
もう、言わなくてもわかるでしょ?」


冬らしい寒さ、と言えばきれいなんですが、曇り空の寒さだと受ける
印象も違いますね。
今年もあとわずか。周期的には今年は風邪をひく年なのですが、まだ
大丈夫ですね。やっぱりあれですか、ナントカは風邪ひかないとか。


「おっ待たせしました〜。クリスマス恒例、大オークション祭りを
はじめるよっ!」
「お姉ちゃん、恒例って言ってるけど、今年はじめてだよ」
「大丈夫だよ、ひなちゃん。来年もやればいいじゃない」
「というわけで、早くも来年の開催が決定してしまいました。司会は
5年生の悠木陽菜と」
「最上級生の6年生、キング・オブ・寮長にしてキング・オブ・風紀委員長、
しかしてその実態はっ!」
「肩書きがやたら多いわね」
「副会長の突撃よりもすごそうだな」
「こらーそこの二人、わたしのじゃまをしないよーに。……えっと、
どこまで言ったっけ」
悠木かなででお送りいたします」
「何事もなかったように進めるのは、さすが悠木さんというところかしら」
「それでは、まずはこの逸品からっ!」
「そしてマイペースで進行するのもかなでさん、なんだよな」
 熱気に包まれたオークションは、夜遅くまで続いた。


危うく、桐葉の台詞がなくなるところでした(ぇ
時期を計っていたわけではないのですが、折りよくクリスマス開催となりました(笑)。
つーか、今思ったんだけど、クリスマスならむしろローレル・リングでネタを
広げるべきではなかろうか。
ま、それはまたの機会かな。


それでは、明日もエステルマジカルがんばります!